皮膚科って何するの?
皮膚科の守備範囲って結構知られてないことが多いんだよね。
アトピー、虫刺され、ニキビ
とかってイメージだよね。
確かにそれがメインにはなるんだけど、
皮膚腫瘍の手術、毛、爪
も守備範囲なんだよね。
手術は外科、爪は整形外科、毛は?
みたいなイメージの人が多いと思う。
爪と毛は完全に皮膚科なんだよね。しかし、皮膚科のイメージが無い理由はあると思っていて、それは爪と毛をちゃんと診療できる皮膚科医が少ないってこと。
教えてくれる先生が少なくていろいろな治療を経験してきた人も少ないからってのが理由。
なので、毛と爪の患者対応は分からないけど適当にやっちゃって、いろいろなクリニックを転々としている患者が多い印象。
手術に関しても、やらない(やれない?)皮膚科医はかなりいる。理由は、皮膚科医になる前に手術をやるイメージがなかったって人が実は結構いる。それってどうなの?って思うけどね。
一般的な外科よりは、真皮縫合や表皮縫合のレベルは高いから、怪我した時は皮膚科もしくは形成外科に行くべき。
顔の怪我で、4-0で縫合するなんてことになったら悲惨だよ。
つまり、
皮膚科の守備範囲は実はかなり広いんだけど、皮膚科医の守備範囲は個人差がかなりあるんだってこと。
どうやったら、守備範囲がわかるかっていうとホームページとか口コミをみて判断するしかないかな。
おわり