抗ヒスタミン薬は意味無い!?
アトピーとか皮脂欠乏性皮膚炎とか湿疹とかで来る人が多いんだけど、
塗り薬だけで様子を見ようとしたら、一定の確率で言われることがある。
「飲み薬はないんですか?」
明確にどの薬というわけではないんだけど、おそらくは抗ヒスタミン薬を指している。
試しにステロイドやネオーラルやデュピクセントの説明をしてみると、それらは求められていない。
じゃあ、抗ヒスタミン薬が湿疹とかに効くかと言われると、炎症を引かせることはないから治癒させることはない、ってのはみんな知ってるよね
実際はなんとなく処方してる先生多くない?
ヒスタミンのブロッカーだからね
蕁麻疹は抑えてくれるけどさ
カユミは全部ヒスタミンのせいだと思ってる先生もいると思うんだけどそれは間違い
じゃあ、ガイドライン的にはどうなってるかっていうと、アメリカではアトピーの痒みに対しては、
・鎮静性抗ヒスタミン薬は痒みで寝れないとこに有益である可能性がある
・非鎮静性抗ヒスタミン薬は、蕁麻疹や鼻炎が無ければ推奨されない
って書いてあるんだよね。
でも、日本ではそれを分かった上で、
個人的にはCでいいと思うが、ここは大人の事情なんだろうか?
MRもこんなことはみんな知らないね
アトピーに効くってことで販売するように指示されているからしょうがないのかもだけど、かわいそうだよね
日本のガイドラインは実際の効果とかではなく、政治的な要素も入っているようだ??
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